この講習は、法令で定められた酸素欠乏・硫化水素危険作業に関する特別教育です。
酸素欠乏症による事故は、
土木、建設、化学工業、食品製造業など様々な業種で発生しています。特に、タンク、サイロ、地下室、マンホール内、ピット、坑内など、狭く閉鎖的で換気が不十分な場所で作業を行う際、酸素濃度が低下していることに気づかずに立ち入ってしまうことで事故が起こります。
また、
廃水処理施設や下水道、化学プラント、工場の反応タンクなどの場所では、
硫化水素による中毒事故のリスクがあります。
これらの事故を防ぐためには、酸素欠乏や硫化水素に関する正しい知識と、事故防止のための適切な対応を、
実際に作業を行う一人ひとりが理解することが重要であり、そのために
特別教育の受講が必要とされています。
富士清空工業所では、労働衛生に関する専門的な知識を持った講師が、事業者様に代わり作業に従事される方に分かりやすく教育をいたします。終了時には、修了証を交付いたします。
※ 教育内容は法令等で定められており、規定の科目と時間数を満たした教育でなければ特別教育を受けたことにはなりません。